車検とは?期間,費用,保険の基本!福岡で車検するならカーメイク本園まで。

車検にかかる費用は？車検切れしたらどうなる？

カーメイク本園の車に関するメディアサイトを日頃より読んで頂いている方、初めて読んで頂く方、いつも本当にお世話になっております。

今回は、車検の費用や車検の有効期限や車検切れになったらどうなる？などなど、車検とは？というところからについて解説していきます。

車検ってそもそも何？

自動車検査登録制度（じどうしゃけんさとうろくせいど）とは、日本でミニカーや小型特殊自動車を除く自動車や排気量250cc超の自動二輪車に対して、保安基準に適合しているかを確認するため一定期間ごとに国土交通省が検査を行い、また自動車の所有権を公証するために登録する制度をいう。一般には車検（しゃけん）と呼ばれる。
引用元：ウィキペディア

安全に車を所有、又は運転するための検査

あなたが所有している車の”安全面”や”環境面”が国の定める”基準に適合”しているかどうかを検査するためのものです。つまり、国の定める基準に適合しなければ、車を使うことに”危険”が伴うってしまうことになりますので、「車検を通過できない車＝安全性の低い車」ということになります。

車検を通過できない場合は、あなた、そして他の方の大切な命を危険にされしてしまう恐れがあるということになりますので、車検は車を所有する上で絶対に受けておかなければならない制度です。

車検にかかる費用について

車検には以下の4つの段階があります。

1. 保安基準に対しての点検
2. 基準に適さない部分の整備
3. 運輸支局で主要な部分の検査
4. 納税などの車検発行の登録

この4つのうちの「3,運輸局で主要な部分の検査」と「4,納税などの車検発行の登録」に必要な費用はきちんと定められているので、ディーラーで車検を受けても、整備工場で車検を受けても、ガソリンスタンドで車検を受けても、その費用は一律となります。

そして「保安基準に対しての点検」と「基準に適さない部分の整備」に必要な費用については、あなたがどこで車検の依頼をするかによって異なってきます。つまり、整備する際のオイルの品質やメーカー、部品交換する際のパーツが中古なのか新品なのか、地域によっても費用の差が出てくることにはなります。

車検の有効期間は？

以下に、普通自動車、軽自動車などのそれぞれの車検の有効期間について表にしておきますので、ご確認下さい。

車検の有効期間
車の種類	1回目	2回目～
自家用乗用自動車	3年	2年
軽乗用自動車	3年	2年
小型自動二輪	3年	2年
軽貨物自動車	2年	2年
貨物自動車(8トン未満)	2年	1年
貨物自動車(8トン以上)	1年	1年
大型特殊自動車	2年	2年
バスおよびタクシー	1年	1年
レンタカー(乗用タイプ）	2年	1年

車検の期間は、乗用車の場合だと新車購入後3年目に発生し、それ以降は2年毎に車検を受けることが義務付けられいます。尚、軽貨物自動車などの場合は、新車を購入しても2年目に車検が発生します。理由としては、軽貨物自動車などは走行距離や使用頻度が高い商用車の場合が多いため、より安全に所有、走行してもらうためです。

車検の更新はいつから受けられる？

車検の検査証の有効期限満了日の1ヶ月前（離島なら2ヶ月前）から車検を受けることが可能になります。

期間内であればいつ受けても車検の有効期限になる

例えば、あなたの車の車検の有効期限が4月15日となっていた場合、3月16日〜4月15日の車検期間内であれば、3月18日に車検を受けても、4月8日に車検を受けても、いつ車検を受けたとしても2年後の車検有効期限は4月15日となります。

車検満了日（有効期限）はどこで確認できる？

車のフロントガラスに貼られた車検シールで確認するか、車検証で確認することができます。

車検シール（表／社外）の見方は、小さく印字されている番号は”年”、大きく印字されている番号は”月”を表しています。さらに車検の”日付”を確認する場合は、その車検シールの反対（裏／車内）で、”年月日”すべてを確認することができます。また、車検証でも確認することができます。

車検切れ（満了日を過ぎたら）どうなる？

まず、車検の満了日を過ぎた車を公道で走行させてしまうことは無車検車運行となり”違法”になり、”違反点数＋罰金”が課せられます。しかも、車検切れしているということは自賠責保険も切れていることが想定されるのでさらに”違反点数＋罰金”が加えられます。また、車検切れの車で事故を起こしてしまうと、自動車保険は一切の適用外となりますので、全額賠償となります。車検切れした車両で公道を走行することは絶対にやめましょう。

車検の有効期限を過ぎて車検を受けれる？

車検の有効期限が切れてしまっていても、ナンバーの変換手続きなどをしていない場合は継続検査となるため、車検切れした車を車検に通す費用などは変わりません。しかし、整備の面などについては消耗などや経年劣化も考えられるので、車検切れの期間が長ければ長くなるほど整備上での金額は上がるリスクは高くなります。

また、車検切れした車は公道を走行することはできません（先程お伝えしたとおり違法です）ので、最寄りの役所で仮ナンバーを取得、、または業者に依頼して積載車で車を運んでもらう必要があります。

自賠責保険とは？

• 自賠責保険は必ず加入しておかなければならない保険

車検を受ける条件として、次の検査まで有効な自賠責保険に入っていることが条件となります。また、車検に限らず車を所有するを上で必ず必要なものになります。自賠責に入っていない場合は以下の2つのデメリットがあります。

1. 事故を起こした場合は賠償額が全額自己負担
2. 自賠責保険未加入が発覚した場合は免許停止

まとめ

車検とは、車社会において、あなたとあなたの周りの大切な命を守る大切なルール

「あぁ車検か…またお金がかかるな…」

「車検とかめんどくさいな」

費用もかかるし手間や時間もかかるので、何かとめんどくさいく感じてしまうことがあると思います。しかし、整備不良のまま公道を走行して事故でも起こしたら？それが単独ではなく、巻き込み事故なら？などなど、取り返しのつかない悲惨な事故を起こさないためにも、車を所有する上では必要不可欠なものであり、その責任と義務があることをしっかりと意識、そして理解して下さい。